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大会概要
人気サッカーゲーム『eFootball™』の公式eスポーツ世界大会「eFootball™ Championship 2025 World Finals」が、2025年7月20日(日)と21日(月・祝)に、ベルサール渋谷ガーデン(東京・渋谷)で開催されました。 eSports World
今大会は通算6回目の開催。予選には世界200を超える国と地域から、過去最多となる約3,642万人が参加しました。注目すべきは、決勝大会が「eFootball™」シリーズ30周年を記念した初のファンフェスタ「eFootball™ World Festival in Tokyo」と同時開催された点です。『eFootball™』は前身の「ウイニングイレブン」シリーズから数えて1995年に第1作が発売され、まさに節目の年での世界一決定戦となりました。
大会のフォーマットは、オンライン予選を勝ち抜いたコンソール部門(PS5)16名とモバイル部門16名が、20日のグループステージ、21日のノックアウトステージ(準々決勝〜決勝)で世界一の座をかけて争うというもの。配信面でも盛り上がり、公式YouTubeチャンネルでのライブ配信は、Day1・Day2を合わせて総視聴回数280万再生に及びました。
結果ハイライト
コンソール部門(PS5):BRU_JEANSUI選手(タイ)が初優勝
コンソール部門を制したのはタイのBRU_JEANSUI選手でした。決勝戦ではM_Mestre選手(スペイン)と対戦し、PK戦を3-2で制して初優勝を飾りました。
ここで見逃せないのが、優勝後のコメントです。「去年の雪辱を果たすことができてとてもうれしい」と語っており、過去の悔しさを糧にした勝利だったことがうかがえます。「いろいろなチームと対戦する中で、自分がどうプレーすればよいかの技術を学び、その学びをもとに自信をもってプレーできた」と振り返っています。リベンジを果たしての戴冠というストーリー性が、この優勝を際立たせています。
決勝がPK戦までもつれ込んだことからも、トップ同士の実力が極めて拮抗していたことが分かります。
モバイル部門:Juninho eFootball選手(ブラジル)が初優勝
モバイル部門ではブラジルのJuninho eFootball選手が頂点に立ちました。決勝ではDing選手(中国)を2-0で下し、初優勝を達成。コンソール部門がPK戦の接戦だったのに対し、こちらは無失点での完勝という対照的な決着になりました。
優勝コメントでは「言葉にならない」と感極まった様子を見せ、活動当初から応援し続け、当日も会場に駆けつけたコミュニティメンバーへの感謝を述べています。
注目ポイントと総評
今大会を読み解くうえでの注目点を整理します。
まず、両部門ともに優勝者が「初優勝」だった点です。サッカーゲームの競技シーンでは経験豊富な王者が連覇を重ねるケースも多い中、コンソール・モバイルの双方で新たな世界王者が誕生したことは、競技シーンの世代交代や層の厚みを示すものと言えます。
次に、優勝国の地理的な広がりです。コンソールはタイ(アジア)、モバイルはブラジル(南米)と、欧州勢が伝統的に強いサッカーゲーム界において、アジア・南米の選手が頂点に立った点は象徴的でした。決勝の対戦相手もスペイン・中国と、まさに世界中から強豪が集結した大会だったことがうかがえます。
最後に、30周年・ファンフェスタ同時開催という記念性です。単なる競技大会にとどまらず、シリーズの節目を祝う「祭り」として演出された点が、過去最多3,642万人という参加者数とあわせて、タイトルの世界的な広がりを物語っています。